私が現場で見てきた失敗パターン

こんにちは。
経営や人生の重要な判断のタイミングを読む参謀として活動している
松田叡見以（エイミー）です。

「最近、どうも運が悪くて…」

経営者の方から、こうした言葉を聞くことは少なくありません。
しかし、これまで数多くの経営者の相談に向き合ってきて、私はある事実に気づきました。

本当に“運が悪い”経営者は、ほとんどいない。
代わりに存在するのは・・・

「判断のタイミングがズレている経営者」

「今、あなたが判断で迷っているなら、
一緒に整理して答えを見つける鑑定があります。

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「運が悪い」と感じ始める経営者の共通点

経営がうまくいかなくなったとき、多くの方は環境や景気、社員、取引先のせいにしたくなります。

しかし、相談内容を丁寧に整理していくと、次の共通点が必ず浮かび上がります。

• 判断を急ぎすぎている

• 逆に、引くべき場面で決断できない

• 「今しかない」という焦りで動いている

これは能力の問題ではありません。
判断の「順番」と「時期」を誤っているだけなのです。

実例：事業拡大で一気に流れを崩した経営者

ある中小企業の経営者Aさん。
売上は安定し、周囲からも「次は拡大ですね」と言われていました。

ご本人もやる気に満ち、新規事業・人材採用・設備投資を一気に進めました。

結果はどうなったか・・・

• キャッシュフローが急激に悪化

• 社内の意思統一が崩れる

• 主力事業への集中力が落ちる

Aさんは言いました。

「運が悪かったとしか思えません」

しかし、私は違う見方をしました。

「やる内容」は間違っていなかった。
ただ、“今”ではなかった。

運の正体は「偶然」ではない

経営者の世界では、運も実力のうち」という言葉がよく使われます。

しかし、現場で見ていると、運とは偶然でも神頼みでもありません。

運とは、判断が流れに合っているかどうかの結果です。

• 追い風のときにアクセルを踏めているか

• 向かい風のときに守りに入れているか

• 停滞期に、無理な勝負をしていないか

この見極めができている経営者は、「運が良い人」に見えるだけなのです。

「運」を偶然ではなく、設計できるものとして捉える考え方はこちらの記事で詳しく書いています。

なぜ優秀な経営者ほど、判断を一人でしないのか

結果を出し続ける経営者ほど、重要な決断を一人で完結させません。

数字・戦略・感覚。
どれも大切ですが、それだけでは足りないことを知っているからです。

だからこそ彼らは、

• 客観的な視点

• 流れを読む第三者

• 止めてくれる存在

を持っています。

私は、その役割を「参謀」と呼んでいます。

経営判断を一人で抱えない仕組みについては、こちらで詳しくまとめています。

占いではなく「判断設計」としての運の扱い方

ここで誤解してほしくないのは、私の仕事は「当てる占い」ではありません。

経営者がこれから行う判断を、

• 今、進むべきか

• 待つべきか

• 切り替えるべきか

判断の失敗確率を下げるための設計です。

結果として、

• 無駄な損失を避けられた

• 最悪のタイミングを回避できた

• 大きな失敗を未然に防げた

そうした声を多くいただいています。

「運が悪い」と感じたときに、最初にやるべきこと

もし今、

• なぜか流れが噛み合わない

• 判断が空回りしている

• 頑張っているのに結果が出ない

そう感じているなら、まず疑うべきは「運」ではありません。

判断のタイミングです。

一度立ち止まり、
流れを整理することが、次の一手を変えます。

経営の流れが噛み合わないとき、
問題は能力ではなく「判断の順番」にあることがほとんどです。

私はこれまで、
・進むべきでないタイミング
・待つことで守れたケース
・引くことで次につながった判断

そうした分岐点を、経営者と一緒に整理してきました。

▶︎ 経営判断における「運とタイミング」の考え方はこちら

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